元美容外科事務長目線で:埋没法その②
一昨日の続きです。
毒吐きまくりますが
絶賛記事やステマ記事より良いでしょ😁
埋没法はダウンタイムが短く体への負担も少なく、お手頃な料金(適正7~12万)なので希望される方が多いのですが、適応がある(埋没法で希望の二重になる)方は5~6割だと思います。
ただ本当に適した方にきちんと行えばすごく良い術式だと思います。
高校にあがる春休み、大学の夏休みに受けにこられニコニコ帰って行かれる姿は他人事ながら良かったね!ってこっちもニコニコしちゃいました。
『埋没法に向いていない瞼の特徴』
①アイプチなどのしすぎや加齢でだるだるに皮膚がたるんでしまった瞼
②脂肪がたくさんついてる瞼
③これまたアイプチや何かで瞼があれてカサカサになり皮膚が分厚くなっている
④頑丈すぎる蒙古ひだ
⑤コンタクトの長期間使用などにより目を開け閉じする筋肉が弱っている
⑥生まれつき目を開け閉じする力が弱い(年中眠たそうな瞼)
⑦目の上の窪み(加齢などにより目の上の眼窩脂肪が減少している)
①⑦は加齢による場合もあるので埋没法は若い方に向いています。
先日土台の話をしましたが、もとがああなのに数万円で希望の二重を得るのは
身の程しらずです。
元の素材が最重要です。
まともなクリニックで「埋没法だけでは難しいよ!」って言われた事を受け止められず
「絶対埋没でやるもん!意地悪なクリニックだったなぁ」と自分がネットなどで得た有利な情報だけを過信し
某大手の埋没19800円とか29800円の広告につられ、カウンセリングに行ってみたら
カウンセラー他数人に囲まれ
「あなたの瞼は腫れにくい特別な細い糸を使い痛みを極限まで抑える麻酔を使い、この○○○○○○スペシャル埋没法とプロレスの技のような埋没法じゃないと理想の二重は手にはいりまてん!キリッ」と丸めこまれ
※
腫れにくい糸?だいたいどこも同じメーカーの糸や規格の糸、糸を通すための眼科用丸はり使用しています。
麻酔?大体どこも使用物や手技は同じです。
○○○○法?言ったもん勝ちです。
きっとその先生は山にこもって熊と戦ったり海で鮫と戦ってそのすごい技を会得されたのでしょう。
キリッに負けたあなたは20~40万の費用を取られ、帰りには腫れを引かせる特別なドリンクも売りつけられ
(十分に切開法や、なんなら目頭切開+切開法ができる金額を支払い)
結果普通の埋没法を施され
不自然な二重の不細工一丁あがりです。
これがまかり通っているのが美容整形業界です。一時の費用や何件もカウンセリングにいく手間をケチり、自分の土台をしっかり理解していないと毎日この不自然な二重の不細工は量産され続けます。
そうならないためにもしっかり勉強しましょう。正確な情報を得ましょう。
ご相談はお気軽にミドリマンまで
次回は切開法についてお話ししたいと思います。